本と世界平和をこよなく愛するArimoです
ごきげんよう
昨日は、いわずと知れた「アメリカ同時多発テロ」が
起きた日です。
被害者の方々のご冥福をお祈りします。
合掌
2001年9月11日朝(現地時間)、ボストン、ダレス、ニューアークを
発った4機の旅客機が、モハメド・アタを中心とするアラブ系の
グループによってほぼ同時にハイジャックされました。
そのうち、ボストン発ロサンゼルス行きアメリカン航空11便は、
午前8時46分にニューヨーク世界貿易センターの超高層ビルである
ツインタワー北棟に突入し、爆発炎上しました。
そして、それに沿うかのようにボストン発ロサンゼルス行きユナイテッド航空175便も
ツインタワー南棟に突入し、世界貿易センタービルは崩壊しました。
続いて、ダレス発、ロサンゼルス行きアメリカン航空77便は
午前9時38分、アメリカ国防総省本庁舎ペンタゴンに激突しました。
そして滑走路の混雑で30分遅延で出発したニューアーク発サンフランシスコ行き
ユナイテッド航空93便は、機内電話や携帯電話による外部連絡でハイジャックの目的を
自爆テロと認識した乗客が機の奪還に乗り出したため、標的と想定されたホワイトハウスではなく
ペンシルバニア州シャンクスヴィルで墜落しました。
ユナイテッド航空93便については、墜落までの乗員乗客の行動を基に
『ユナイテッド93』として映画化されています。
確かこの時、Arimoは新入社員研修を終え、なんとかかんとか社会人生活を
上り始めた9月だったと記憶しています。
帰宅するとリビングに映し出される世界貿易センタービルの映像に、
一瞬、ダイハードかと勘違いしたほどです。
とにかく、あのライブ映像が印象的で、つい先日のような気がしてなりませんが、
もう、11年経つのですね。
今の大学生にとっては、小学校の頃の出来事になってしまうんですね。
しかも低学年。
Arimoのその頃といえば、JALの御巣鷹山の航空機事故でしょうか。。。
ふるっ
時が過ぎるのは早いものです・・・・
ただ、このようなむごたらしい惨劇が人の手によって故意に行われたことは
風化させてはいけないなぁと改めて思いました。
そんなところ、以前から気になっていた
「ものすごくうるさくてありえないほど近い」
を鑑賞しました。
あらすじ(公式サイトより抜粋)
最愛の父を失った悲しみから逃れられない少年オスカーは、 父が遺した一本の鍵にメッセージが込められていると信じ、ニューヨーク中の鍵穴を探す旅に出る──
大切な人を失った悲しみ──誰にでもいつか必ず訪れるそのことに、人はあまりにも無防備だ。覚悟した別れでも受け入れがたいのに、ましてそれが突然で理不尽な別離だとしたら──。
オスカーと父は、親子であると同時に親友だった。父は少しばかり繊細で生きることに不器用なオスカーを、その個性を壊さずに導いてくれる頼もしい師でもあった。そんな二人を優しく見守る母。ところが──9.11が最愛の父を奪ってしまう。オスカーは父が遺した一本の鍵に、最後のメッセージが込められていると信じ、鍵穴を探す旅に出る。鍵の入っていた封筒に書かれた文字に従い、ニューヨーク中の“ブラック氏”を訪ね歩くオスカー。やがて謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人をつなぐ大きく温かい輪になっていく。ついにオスカーは、鍵の真実とめぐり会うのだが──。
とても、映画っぽくない映画でした。
好き嫌い分かれると思いますが、一見の価値ありです。
たぶん、9.11について描かれたドキュメンタリーや映画は数多く存在しますが、
9.11で親族を失った人たちのその後を描いた作品は少ないのではないかなと
思います。
自分の人生において、ものすごく重要で必要不可欠な人が突然いなくなったら-。
耐え難いほどの喪失感と絶望感に打ちひしがれたとしても
世の中は何もなかったかのように、ただ昨日と同じようにただ淡々と進んでいくのです。
いなくなったからといって、世の中は終わらないし、
むしろ何も変わらない。
それが現実で。
そして、奇跡だって起こらない。
しかし、その絶望を忘れることはできないし、人は喪失感と共に生きていかなくては
ならないのです。
とても、地味で現実的で悲しくて、でも少しだけ暖かい。そんな作品です。
さて、「ものすごくうるさくてありえないほど近い」のは、何でしょう?
珍しく、まじめに書いてしまいました。オチなし。
はい撤収~
補足
気がついた方もいらっしゃるかと思いますが、
この記事は昨日公開しようとしてできませんでした。
タイムラグが出てしまい申し訳ございません。
0 件のコメント:
コメントを投稿