本と平和をこよなく愛するArimoです。
ごきげんよう。
さて
ノーベル医学生理学賞受賞
おめでとうございます!!
氏名:アルフレッド・ノーベル
出身:スウェーデン
備考:性悪女にだまされたので
生涯独身を貫きました
ここ4年、2年毎のペースで何らかのノーベル賞を
頂いている日本のブレーン。。。
いや~まったく、素晴らしいことです。
昨今、ヨーロッパの経済不況を蒙って
資産運用上手のノーベル財団も、賞金額を下げましたが
ノーベル賞なんて、受賞そのものが名誉というレベルの
賞なので、賞金額なんぞは、それほど問題ではないですね。
下がっても800万クローナ。日本円で約9500万円ですって!!
ここまで、世界的な栄誉に上り詰めたノーベル賞。
きっと、ノーベルさんも草葉の陰で喜びの涙を流している
ことでしょう。。。 よかったね
そもそも、ダイナマイトを発明して有名なノーベルさんですが、
武器商人としても、超有名です。
兄弟で経営したノーベル社は火薬メーカーとしてあまりにも有名です。
そして、第一次世界大戦、第二次世界大戦と武器をガンガン
売って、巨万の富を得ました。
その遺産が、ノーベル賞、つまりノーベル財団の資金となっています。
あれれ・・・ ( _ - _ ;) ウーン・・・
なんかノーベル賞という平和賞までもっている高潔な賞のイメージとは
かけ離れてる感じがしますよね。
そうなんです。
転機は、1888年の兄ちゃんであるルートヴィ君が亡くなったのを
新聞がノーベルが死んだと誤報し、「死の商人死す」というタイトルをつけた
ことによります。
ノーベルは、「死の商人」という世間の評価を
目の当たりにし、ノーベル賞設立の礎となった、かの有名な遺言書を
作ったといわれています。
要は、汚名返上賞です。
大成功だったね。
ま、ノーベル賞設立の逸話を考えると微妙な気分になりますが、
やはり!!ノーベル賞といえば、特に理系にとっての
最高の栄誉であることには、変わりありません。
さて、この度、山中教授が受賞した人工多能性幹細胞こと
iPS細胞ですが。
要は、受精卵を必要としないけれど、どんな細胞にもなれる細胞です。
再生医療で良く耳にするES細胞っていうのは、受精卵が必要なんですよ。
超簡単に言いますと、皮膚の細胞を採取して、それを培養して肝臓にしたり
できるかもって話です。
でも、普通は、皮膚の細胞って、もう皮膚になるように指令が出されている細胞だから
他のものにはなれません。
え じゃあ、どうすんの?
えーとですね、人間は、最初1つの細胞なんですね。
それが、増殖して、「はい、あなたは皮膚になるのよ~」とか
「目になってこい!!」とか、指令が出されてそれぞれの細胞になるんですが、
なんだか、4月の人事異動のようだ (;´ロ`)
指令が出されてしまうと、もう指令どおりの細胞になってしまいます。
それを、指令が出る前の細胞に初期化したものがiPS細胞です。
なので、必要な細胞があれば、どこかの細胞を初期化して
必要な細胞の指令をダウンロードしてあげればいいというわけ。
なので、再生医療に役立つとか、難病の解明につながる研究と
いわれているのです。
ね~、すごいでしょう。
もっともっと詳しく知りたいでしょう?
いや、知りたいはずだ!!
そういうときは・・・・
そうだ!!図書館に行こう!
まいどー
こんなのご用意しています。
電子書籍『Newton digital books』シリーズの冊子体版です。
専門知識がなくても、噛み砕いた説明とイラストで非常にわかりやすく
説明されています。
受賞した山中教授のインタビューも載っていますよ。
さあ、今日も図書館に行きましょう!!
★今日のおまけ★
ノーベルさんは、43歳のときに、花屋の売り子の
ゾフィーさん20歳に惚れ込みましたが、
なにせ、年齢も教養にも落差がありすぎる二人。
無責任でアホゥなゾフィーさんにお金をかけて
貴族的な洗練された女性にを仕込もうとしましたが、
ただ贅沢を覚えただけで、ますます、バカさに磨きが
かかりました。 はい。残念。
それでもって、なんと、ゾフィーさんは、ノーベルさん不在の際に
若い将校の子を妊娠してしまいました。
もちろん、そのことでノーベルさんは、お別れするのですが、
若い将校とゾフィーさんは、その後もノーベルさんを
脅して金を巻き上げたようです。
そして、ノーベルさん死後もゾフィーさんは遺産相続の主張に
名乗りをあげたり、遺言執行者にノーベルさんからもらったラブレターを
スキャンダルとして売りつけたりしたらしいです。
まったく、ゾフィーさんも、とんでもない人です。
初期化して、令嬢プログラムでもダウンロードしたらいいです。
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