2015-08-06

2014年上半期反省会(3/3)

本と映画をこよなく愛するArimoです。

ごきげんよう


50周年コラボ企画をやる前に。。。

終わらせて置かなくてはならないことがあったさー

そう

2014年上半期反省会が残り1/3弱残ってたさー

さっき、口頭でつっこまれたさー

やばいやばい

しかも、上半期って。。。

下半期は?

はい。聞いちゃダメ。ダメヨ ダメダメ

じゃ、さっそく行ってみよう!!

やっつけじゃないもん。



トガニ











 


加害者全員極刑でお願いしますっ


【Arimo的あらすじ】
郊外のろう学校に赴任した美術教師のイノ(コン・ユ)は、
体育教師や寮の指導教員が生徒に体罰を加えている現場を目撃する。
やがて、その生徒達が校長を含む複数の教員から性的虐待を受けていることを知ったイノは、
その事実を告発し、子どもたちとともに法廷に立つ決意を固めるが……

【簡単感想】 オススメ度 ★★★★☆
しつこく映画を見続けて●6年のArimoをもってしても
「なんじゃこりゃー、ぶっぶ●してやるっ(←検閲)
と怒り心頭の映画だよ。

心して見よ。

さすが韓国政府を動かした映画と言わざるを得ないです。
これは実話でして、この映画をきっかけに韓国政府が動き、
通称『トガニ法』という「13歳未満の児童への性暴力犯罪の
処罰に関する改正案」が国会を通過し、法律改正が行われたのです。

この映画がすごいなと思うのは2点。

1、事件シーンと法廷シーンのボリュームに偏りがなく、どちらも直視できないほど本格的。
2、人間の根本を浮き彫りにしている。


1は、事件シーンは、ほらやっぱり子役とのアレでアレなんで
日本では、これ撮影できんだろうなっていうくらいのリアルさ。
そもそも韓国映画ってグロイの得意なんですよ。うまいんです。映し方とかね。

三池監督の「ぼっけえ、きょうてえ」とか、グロイグロイって、皆さんいいますけど。。。





タイトル:「ぼっけえ、きょうてえ」

意味:まじこぇ~

詳細:頭にもう一人います(物理的に)

感想:三池監督は好きですが、ごめん。そんな怖くなかった。






もうね、グロさ比較したらアレですよ。

日本が3歳児なら


韓国、還暦越えてますからね。


かの有名な「ビー・デビル」も韓国だものね。




もう、田舎さ、
こわぐて、いげね。








そして、法廷シーンもなかなかでした。

韓国の悪しき習慣の「前官礼遇※1」とかね、
ほんとリアルで(ま、実際にもそうだったんだろうけど)、
Arimoボロボロですわ。涙ボロボロ。もちろん激怒でね。

でだ。

2の「人間の根本」ね。
人間って弱いからさ、強いものに立ち向かって行くのって難しい。
でも、あからさまに弱い者をいじめるのって気が引ける。
他の人に「卑怯者」って言われたくないからね。

だから、通常の環境では、「体面」っていうのが機能して、
比較的弱い者はやっぱりいじめられたりするけど、
たまに、強者に立ち向かっていくことができたりする。

じゃあ、それが極端に閉鎖的な場所だったら?
そう、全寮制のろう学校のようにね。

この事件の酷いところは、聴覚障害者という弱い立場の児童に性的犯罪が
行われたっていうだけではない。

その中でも、親も障害者だったり、親が亡くなっていたり、
そいう児童に目をつけて犯罪が行われたってこと。
要は、これが公になったとしても、抵抗できない児童だけを選んでいたという

まっこと、極悪ですわ。

ほんと腐ってますわ。
●ソですわ(←検閲)

そんな中、美術教師のイノ先生は、告発に踏み切るんだけど。。

イノ先生な、やっと教師の職にありついたんですわ。

しかも恩師の紹介なんですわ。

実家には、幼い娘がおるんですわ。

実家も決して裕福じゃないんですわ。

だからな、職を失うわけにいかんのですわ。

大義名分のために、告発なんてできるわけないんですわ~。
しかし、先生は思う。

「大きな正義」ってやつのために、立ち上がる余裕も勇気もないです。

でもな

でもな

これ見過ごしたら

「おれ、一生父親できんわ」って。

ものすごく、目先の事で、おもいっきり自分の理屈なんですが、
この理由がArimoには、ものすごく「ストン」ってきました。

ふつーの人間だもん。

大義名分で動けるほど聖人じゃないよね。
そーいう意味で、ふつーの人が見て本当に共感できるところも
沢山ありました。
そういう意味でも、人間の根本を浮き彫りにしてたって言えるかな。

さて、法廷の行方は?

今日はネタバレせんよw


※1前官礼遇:韓国では、検察官が弁護士になると(所謂、日本で言うところの「やめ検」ね)、
         弁護士になっての初法廷では、必ず、裁判官が勝たせてあげるという風習が
         あるそうです。こりゃびっくり!


そして父になる














血つながってなくてもいいさ~


【Arimo的あらすじ】
学歴も仕事も申し分ない良多(福山雅治)が、「あんたの子ちゃうで~、間違いはった」と言われ、
血を取るか情を取るかで苦悩する話。
途中、血を取る方に傾くけど、リリーフランキーに育てられた野生児は無理やって思って
情の方に寝返ろうかなって感じ。

【簡単感想】 オススメ度 ★☆☆☆☆
言わずとしれた「誰も知らない」の是枝監督作品。
正直、すごい期待した。
すごい嫌だった

福山雅治の舌ったらず。

まず、映画俳優やるなら滑舌を直してほしい。

これが、堺正人なら大分違う作品になったんじゃないか?

是枝作品にしては「?」が沢山浮かんでしまったのはArimoだけかな。



欲望のバージニア














金払ったら、ええんとちゃう?

【Arimo的あらすじ】
禁酒法時代のバージニア州で密造酒ビジネスで荒稼ぎするボンデゥラント3兄弟と
新たに着任した特別補佐官レイクスとの戦い。
ちなみに補佐官は正義のためじゃなくて「密造OKだから、賄賂よこせ!」
3兄弟「いや、賄賂は払わない!」というケチ同士のガチ喧嘩です。ケチが高じて死人が出ます。

【簡単感想】 オススメ度 ★★☆☆☆
「欲望のバージニア」ではなく「どケチなバージニア」に邦題変更するべし。

Arimoの「どケチなバージニア」ここが面白い!

・次男フォレスト(トム・ハーディ)が
  どう見ても頸動脈を切られてるのに死なない。
・次男フォレスト(トム・ハーディ)が
  銃で蜂の巣のように打たれてるのに死なない。

でも、

酒を飲んで、湖で泳いだら肺炎になって死ぬらしい。

あっけない


以上、残り3本終わりました!!

次回こそは、白百合女子大学50周年企画やるぞ!

では、ごきげんよう



★今日のおまけ★

最後にビッグニュースです。

なんと、この「トガニ」図書館で借りられます!

ぜひ、観てみて下さい。

だから、図書館にいかなきゃ~


ちなみにArimoはいつもどうりTSUTAYAディスカスでした。

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