2012-11-24

おすすめブックトーク

ブログなのにこのタイムラグ。
ごめんなさい。

もう10日近くも前のことになってしまいましたが、
15日に図書館1Fグループ閲覧室で行われた、
おすすめブックトークの様子を報告させてください。

2回目となる今回、参加してくれたのは院生5名と
仏文科のY先生の計6名でした。

今回は企画の早い段階から図書館でアルバイトをしてくれている
KさんとYさんにもお手伝いいただき、
というか実質的に企画や準備を進めてもらって行いました。
司会ももちろんこのお二人です。

 発表の順番を決めているところ。男性の参加者が2人も!


Y先生は選書ツアーには参加していませんが、出場を快諾してくださり、
オススメの1冊を紹介してくださることになりました。

「おすすめブックトーク」はいわゆるビブリオバトルとほぼ同じカタチで行う、
1冊の本を5分で紹介し、最後に観客みんなでいちばん読みたい本(チャンプ本)を
決めるというイベントです。


6名の方々が紹介してくれた本は発表順に、



1.『SF映画100 : 映画の必修科目03』(洋泉社)2012
 (児童文学専攻修士2年 Yさん)





2.『この方法で生きのびろ!』
 ジョシュア・ペイビンほか著、倉骨彰訳(草思社)2012
 (フランス語フランス文学専攻修士2年 Yさん)








3.『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!』
 小林朋道著 (築地書館)2009
 (児童文学専攻修士2年 Kさん)





4.『語と語彙
 沖森卓也編著(朝倉書店)2012
 (言語・文学専攻博士2年 Tさん)







5.『故郷から10000光年
 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア著、
 伊藤典夫訳(早川書房)
 (Y先生)


 ※もう間もなく図書館に入ります




6.『メイスン&ディクスン(上・下)』
 トマス・ピンチョン著、柴田元幸訳(新潮社)2010
 (児童文学専攻修士1年 Hさん)









と、映画本、小説、研究書などバラエティに富んだラインナップとなりました。

1~3番目に発表してくれた3人は2回目の参加ということもあり、
自作のフリップ持参で臨んでくれました。

どの本もきっとみんながレビューを書いて、
グループ閲覧室の「学生選書コーナー」に貼ってくれると思いますので、
楽しみにしていてください。

※学生選書コーナーへの展示は11/29(木)午後を予定しています。


そしてチャンプ本に輝いたのは・・・

『語と語彙』を紹介してくれたTさん!

中国からの留学生Tさんがオススメする本はちょっと硬めの研究書。
ですが観客に質問しながら紹介するTさんに、みんなひきつけられていました。

「難しい本のようだけれども、簡潔に書かれていてわかりやすく、
日本語を研究する人だけでなく、日本語を母語とする人たちにも
新しい発見のある本だと思う」と。

そうかあ、とわたしも読んでみたくなりました。

そしてTさんには賞品としてお花とスターバックスカードを!
スタバでよくコーヒーを飲むというTさんに喜んでもらえました。

最後にY先生からは
「いいイベントだったね。いろいろなひとが集まって、いろいろな本があるから
自分の興味も広がっておもしろいね」という講評をいただきました。

確かにそうなんですよね。
自分が興味のないジャンルの本は、だれかに薦めてもらわないと
なかなか読もうとは思わない。

だからみんなの発表を聴いて、わたしも自分の世界も広がったような
気がして楽しかったです。
あれも、これも、全部読みたい!


・・・と、この「おすすめブックトーク」を担当した者としては
先生と同じく「いいイベントだった!」という手ごたえはあるのですが、

いかんせん、見に来てくれた方が少なかった・・・。

他のイベントと重なっていた、という事情もありますが、
参加した皆さんの発表や司会が素晴らしかっただけに
本当に申し訳なく思います。

宣伝や告知をもっと工夫しなければ!!

まだまだ課題の多い「おすすめブックトーク」ですが
来年も選書ツアーとセットでできればと思っていますので、
このブログを読んで少しでも気になった方がいらっしゃいましたら
次回はぜひ、お越しください。

(ちょっとずつ大きなイベントに育てます!)

そして参加してくれた院生&Y先生、見に来てくださった方々、
ご協力くださった方々、本当にありがとうございました。


******************


長々とすみません。

最後に、下のArimoさんのブログにあるように、
来週、来月と図書館ではさまざまなことを企画しています。

11/26(月)~「雑誌・図書の無償配布」

取り急ぎ、コチラ。
今回あまり図書の宣伝をしていないのですが、あります。

もちろん雑誌ほどの量はありませんが、役目を終えた本
(少し前の旅行ガイドもあります)など100冊以上はあるかと思います。

一緒に並べますので、ぜひリサイクルにご協力ください。

                                        (も)

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